今日3月3日は桃の節句。
女の子の日というだけあって萌え系を中心に非常に多くの漫画・アニメキャラの誕生日に設定されています。
Wiki登録されているだけでもその数110。
現実逃避でなく直視な世界で考えると3月3日生まれの女性は幸福なんでしょうか?
弥生3月は業界関わらず多忙なシーズン。
彼氏も彼女の誕生日のために時間作るの大変かもしれませんよ。
逆に5月5日のほうがGW中で時間簡単に作れそうな気もしますが。
本日のミニカーはHPI・レーシングのトヨタGT-One 1999ル・マン[♯1]です。
ドライバーはM.Brundle/E.Collard/V.Sospiriさんです。
申し訳ございません、マーティン・ブランドルさん以外存じ上げません。
GT1の規定に合わせるためにグランドツーリングカーとなっていますが実質的にはプロトタイプカーです。
事実、1999年のエントリーではプロトタイプとしてエントリーしています。
量販モデルのロードカーの在り様を含め、ここの部分は世間から「ブーブーブー」のブーイングを浴びたみたいです。
更にデザイン面でも「これ、ダウアー・962GTやろ」なブーイングも浴びたそうです。
マシンのカラーリングは赤白のトヨタカラーのように思えますが・・・・。
フロント、天井のエアダクト、リアウィング及び翼端板を見ると見慣れたシェブロンマークが。
私がまだ学生の頃の話なので事実かどうかはわかりませんがこんな話があります。
公式発表こそありませんが筆頭スポンサーはF1の現役チームで一番の歴史を持つ、あの赤いチームのそれと全く同じで・・・・。
確かプラクティス走行までは、やはりセカンドドライバーにパワハラをするあのチームと同じようにフロントをストロボ(バーコード)モディファイしていたと思います。
決勝のときは他のスポンサー(1号車は善都)のロゴを付けて戦いました。
タバコ広告禁止のフランスにおいて非難があったため自主的に変更したのか、あるいはル・マン開催中にフランスの法案で「ストロボロゴでも貼ったらダメよ」法が通ったための変更なのか、どっちだったかは記憶にありません。(99年にその法案が通ったのは事実)
形上のメインスポンサーであるZENTは中部中心に展開しているパチンコ屋さん。
マシンの成績ですがトヨタ3台体制のなかでは本命視されていましたがリタイア。
頑張ったのは片山右京やドリキンが乗った3号車。
3号車は総合2位でフィニッシュ。
レース中にタイヤバースト起こすアクシデントがありましたが右京がうまくコントロールしてクラッシュを回避、2位という結果はこれが大きく貢献したと思いますよ。
マシン解説(引用)
エンジンはグループC用のR36Vを改良したR36V-Rを使用。R36V-Rには新たにフレッシュエアシステム(ミスファイアリングシステム)が採用されたが、1998年はそれが原因で燃費に苦しんだ。また、1999年型はリストリクターの取り付け方法変更が認められた他、GT1クラスの撤廃によってLM-GTPクラスとしてエントリーしたため、出力は600PSから700PSになった。
1998年はGT1規定でエントリーしたためにEU法規に合致させたロードバージョン(市販車)も1台製作されたが、その外見はレーシングカーそのものであり、とても公道を走るための市販車には見えない姿で話題を呼んだ。もちろん、このモデルが実際に市販されることはなかった。
TS020とも呼ばれるGT-OneですがトヨタがF1参戦を表明していたのでF1のエンジンやブレーキ、他補機類の実験車両として使われていたそうです。
ミニカーなんですが、Cカーやプロトタイプはなぜかエンジンフードを開閉できるようにするのがこの時期のモデルには流行ってました。
開閉ギミックなしのプロポーションモデルで造形重視で発売してくれたことには非常に満足しています。
HPIでも開閉ギミック付きかなりありましたが「いらないよ」という本音、コレクターには多かったはず。
モデル hpi・rasing Toyota GT-One 1999 Le Mans[#1] M.Brundle/E.Collard/V.Sospiri 8147